カンジダの種類

皮膚カンジダ症とは

カンジダという真菌が皮膚に感染して生じる感染症です。

皮膚科での診察をします。

●手カンジダ症
手の皮膚の表面がガサガサになります。

●爪カンジダ
爪の根部を侵し白く変色する。白癬とは違い、足より手に多い。

検査法

皮膚の表面をこすり、顕微鏡で見みます。

治療

一般的に抗真菌薬を使用

口腔カンジダ症とは

口腔内で発生するカンジダによる感染症です。

口腔歯科、皮膚科での診察をします。

原因

免疫不全、ステロイド治療、抗生物質の使用、性行為ナド。健康な人の場合発症することはほぼありません。

口腔カンジダ症の分類

●急性偽膜性カンジダ症

口腔カンジダ症の中では最も多い。口唇や舌の粘膜に白い苔状の斑点がみられます。

●急性萎縮性カンジダ症

抗生物質の長期使用によって発症。急性偽膜性感じだの苔が剥離しておこることも。痛みを伴います。

●慢性肥厚性カンジダ症

急性偽膜性カンジダ症から移行したものが多いようです。白い偽膜は厚くなり、明らかな白斑が見られます。容易に拭うこと困難に。

●慢性萎縮性カンジダ症

口蓋粘膜の総義歯接触面に生じます。多くは無症状。

治療

新生児の場合（経過観察、必要に応じて抗真菌薬外用）

成人の場合（２％の重曹で洗口、軟膏塗布。重症の場合は抗真菌薬の内服する場合も）